約 1,060,110 件
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2586.html
9 名前:1/2[] 投稿日:2013/02/16(土) 20 19 02.78 ID XdNnSDTw0 [1/2] バレンタインでさ 俺は例年通りツンデレにお菓子手作りしてもらったの というのもツンデレお菓子作るのが趣味でさ 作るくせに食べないってんで俺に押しつけてくんの そんなツンデレがバレンタインよ もうお菓子作り放題って張り切って俺に食いたいお菓子聞いてくるの それでビスケット頼んだら材料持って家押し掛けてきてさ せっかくだしツンデレのお菓子作り見学したの ならツンデレ慣れた手つきで材料混ぜたりこねたり、丁寧な仕事でさ 後は焼きあがりを待つだけ、感動した俺はツンデレを労ってココアを淹れてあげます そしたらツンデレ背中丸めてふーふーしながら飲むのね、かわいい 粗熱のとれたビスケットもほんのり美味しいし、あらためてツンデレ弱点ないなって思ったの 器量良し、美貌良し、おまけにお菓子も作れる 全くツンデレと結婚できる奴は幸せ者だわ、って話 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/16(土) 20 20 22.20 ID XdNnSDTw0 [2/2] バレンタインでさ 私は例年通りアイツにお菓子手作りしてやったの というのもアイツいつもお腹空かせててさ 気まぐれに趣味で作ったお菓子あげてたら懐かれちゃったの そんなアイツがバレンタインよ もう早くお菓子食わせろってうるさいしお菓子のリクエスト聞いたの そしたら、ビスケットがいい、ってはしゃいじゃってさ せっかくなら出来たて食べさせてやれってんでアイツん家で作ったの ならアイツよっぽど珍しいのかビスケット作りジロジロ見てきてさ、かなり緊張したんだけど なんとか目立った失敗もなく焼きあがりを待ってたら、お疲れ様、ってココア淹れてくれてね それは真っ黒で熱くてドロドロで、私を太らせて食べる気かって位甘くてさ 残すのも悪いし無理して飲んだらアイツ、ビスケット食べごろなった時おかわり淹れてきやがったの こんな甘いココアをニ度も飲ませて私が結婚出来なくなったらどう責任取らせようか そうだいい事思いついた、お前私のために毎晩ココア淹れろ、って話
https://w.atwiki.jp/akiko5/pages/843.html
ツンベアー (イラストは特に描いていません) 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ とうけつポケモン/こおり/ゆきがくれ たかさ/おもさ 2.6m/260.0kg 似合いそうなわざ つららおとし:ヒゲっぽく見えるツララで攻撃? その他設定・情報など ゲームでは クマシュンの進化系。 吐く息を自在に凍らせる。 息を凍らせて氷の牙や爪を作り戦う。 北の寒い土地で暮らす。 泳ぎが得意。 北の寒い海を泳ぎ回り、獲物を捕まえる。 (まだ未完成) ゲーム以外では -:- (まだまだ未完成) コメント でかい! こおり&かくとうタイプでも良さそう。 2010年11月6日作成 ポケモン図鑑No.614 図鑑@ヒトワザ。No.756
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/320.html
ツンデ霊スレにありがちなこと 引っ越すと「出ていけ」 ヒロインが交通事故 何故か突然ゴングがなる 主人公は霊視が初期装備 祟りの心配はしなくていい 何故か突然ボコられる心配はある それ霊じゃなくていい
https://w.atwiki.jp/bw2011/pages/49.html
ツンベアー No.614 タイプ:こおり 特性:ゆきがくれ(あられの時、回避率が上がる) 体重:260kg(けたぐり・[[くさむすびの威力]]120) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ツンベアー 95 110 80 70 80 50 ばつぐん(2倍) ほのお/かくとう/いわ/はがね いまひとつ(1/2) こおり 覚える技 レベルアップ クマシュン ツンベアー 技 威 命 タイプ 分類 PP - 1 ばかぢから 120 100 かくとう 物理 5 1 1 こなゆき 40 100 こおり 特殊 25 - 1 なきごえ - 100 ノーマル 変化 40 - 1 がまん - 100 ノーマル 物理 10 - 1 こごえるかぜ 55 95 こおり 特殊 15 5 5 なきごえ 40 100 ノーマル 変化 40 9 9 がまん - 100 ノーマル 物理 10 13 13 こごえるかぜ 55 95 こおり 特殊 15 17 17 みだれひっかき 18 80 ノーマル 物理 15 21 21 しおみず 65 100 みず 特殊 10 25 25 こらえる - - ノーマル 変化 10 29 - あまえる - 100 ノーマル 変化 20 - 29 いばる - 90 ノーマル 変化 15 33 33 きりさく 70 100 ノーマル 物理 20 36 36 じたばた - 100 ノーマル 物理 15 - 37 つららおとし 85 90 こおり 物理 10 41 41 ねむる - - エスパー 変化 10 45 45 ふぶき 120 70 こおり 特殊 5 49 53 あられ - - こおり 変化 10 53 59 あばれる 120 100 ノーマル 物理 10 57 66 ぜったいれいど - 30 こおり 特殊 5 技マシン マシン 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 技01 つめとぎ - - あく 変化 15 技05 ほえる - 100 ノーマル 変化 20 技06 どくどく - 90 どく 変化 10 技07 あられ - - こおり 変化 5 技08 ビルドアップ - - かくとう 変化 20 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技12 ちょうはつ - 100 あく 変化 20 技13 れいとうビーム 95 100 こおり 特殊 10 技14 ふぶき 120 70 こおり 特殊 5 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技18 あまごい - - みず 変化 5 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技28 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 技31 かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技39 がんせきふうじ 50 80 いわ 物理 10 技40 つばめがえし 60 - ひこう 物理 20 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技48 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技49 エコーボイス 40 100 ノーマル 特殊 15 技52 きあいだま 120 70 かくとう 特殊 5 技56 なげつける - 100 あく 物理 10 技65 シャドークロー 70 100 ゴースト 物理 15 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技71 ストーンエッジ 100 80 いわ 物理 5 技75 つるぎのまい - - ノーマル 変化 30 技78 じならし 60 100 じめん 物理 20 技79 こおりのいぶき 40 90 こおり 特殊 10 技80 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 技86 くさむすび - 100 くさ 特殊 20 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 技94 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 秘01 いあいぎり 50 95 ノーマル 物理 30 秘03 なみのり 95 100 みず 特殊 15 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 秘06 ダイビング 80 100 みず 物理 10 タマゴ技 技 威 命 タイプ 分類 PP あくび - - ノーマル 変化 10 ゆきなだれ 60 100 こおり 物理 10 アンコール - 100 ノーマル 変化 5 れいとうパンチ 75 100 こおり 物理 15 つじぎり 70 100 あく 物理 15 ダメおし 50 100 あく 物理 10 ねごと - - ノーマル 変化 10 きあいパンチ 150 100 かくとう 物理 20
https://w.atwiki.jp/angelbroch/pages/25.html
ツンデレである、またはツンデレではなかろうかという方々。 season1 アンジェラ・バロッチェ(宇宙戦争Ver) ラッセル・レヴヴィロワ 万丈目トリコ カナコ・マクレーン BC season2 黒金絹夜(陰楼学園Ver) 風見チロル 神緋庵慈(陰楼学園Ver) 字利家蚕(陰楼学園Ver) 藤咲織姫 久遠寺殺 season3 アンジェラ・バロッチェ(ファンタジーVer) アザリア・オーバー・ファウナ 西安現楡 リヴァイア アルシエル アーバッガ さよりママ エリザベス SIVA 柴卓郎(現代Ver) 字利家蚕(現代Ver) チロル season2' 黒金絹夜(九門Ver) 二階堂礼穏 秋蝉イノリ 三久院凍 腐敗の魔女ベレァナ 神代舞人 鳴滝夏野 鳴滝秋野 Barabbas Gate ギル シン
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1532.html
Aパートに戻る +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ゆっくらいだーディケイネ 第10話 ■Bパート 学園室長がある学園の本館を見て、床次紅里は呆れていた。 丁度道中、下等部・中等部・優等部のそれぞれの校舎を見てきたから、その作りが解る。 お金がかかっているとか、防衛とか、そうした問題ではなく―――要は高さであった。 高い。 天にも逆らおうとは、この事かと思う。 入り口は表と、裏口もある様子。 最初に、ゆゆことゆかりと3人で裏口を見たが、若干手薄な警備だった。 念のため、表に回ってみると、一人のゆっくりが、何やら凶悪な武器を背負い、入り口で構えている 「本当にさ 喧嘩売りに行く訳じゃないんだけど」 「どっちにしろ遅いわよ。ディケイネなんだし、ぱっちぇ先生を倒しちゃったんだから、もう学校中からおたずねものよ?」 「5天王が、また4天王になっちゃったわね」 「―――――ちょっと待って」 先ほどの説明を思い出す 「ゆっくり5天王―――さとり3体に、こまちが一人、ぱちゅりーが一人……もしかして、5強の一角をもう倒しちゃったの?」 「まあでも、一番格下だったって噂」 「何か、スケールが大きいんだか小さいんだか」 「おお、弱い弱い」 「この調子なら、他の4人も楽勝だね、おねえさん!!!」 ただし、そこで気になった事が。 あのまま勢いで自分をかくまってくれた図書委員達。とりわけ、稲荷という人間の少女等、犯罪者を隠していたなど只事ではあるまい 「あの娘は――――ちょっと ゆっくらいだーに思い入れがあって」 「何度も助けてもらったのよ。ずっといじめられる度に」 「『もう居ない』って話は?」 「それはね…………」 「何もかも遅いわよ!!!」 5人は、斜め向かいに立つ、体育館の下駄箱の影から見ていたのだがその後ろの真っ暗な廊下から、響く声でやってきたのは――― 「でんこ………」 「つ・た・こ だって言ってんでしょ!!! そんな基本も未だに解らないの!!? 」 「……………」 「どうやら、この世界の事も、まだ理解していないようね!!!」 「ああ、ゆっくらいだーがいるって話は聞いてるわ。何か極端な格差社会だってね。こんな高校で良い身分だった奴が、その後もずっと 世界征服ができるみたいな、 ちっぽけな勘違いしてる世界よ」 「――――床次さん? それ、決してちっぽけでも勘違いでもないのよ?」 「どうだか? して、でんこ。あなたは何を知っているって言うの?」 きめぇ丸のように、顔をのけぞらせて精一杯見下した態度をとりながら、でんこ氏は大声で続ける 「そのゆっくらいだーが何たるかは知らないでしょう? 私はもう調査は終わったわ。二人の差は開く一方ね」 「へえーすごいなー あこがれちゃうなー。で、何なの?」 「この世界の ゆっくらいだー は、 ずばり『兵器』よ」 「ん?」 「私たちと殆ど同じ仕組みの変身システムがこの世界で開発されているらしいわ。それを量産してたくさんの変身ゆっくりを生み出すつもりね!!! この学園全体と―――あの塔で、その研究をしているんですって」 それは――――― 「やだ、怖い」 「今の所、変身できる人間やゆっくりは、本当に必要条件が多過ぎて、量産までには行ってないらしいけど、兎に角強力な ゆっくらいだー が生まれるそうよ」 「ふん でも、何のために?」 それが、どこかの一国家の話ならば解る。 侵略意図があれ、専守防衛という姿勢をとっているにしろ、強力な武力はどこだって手放せないし、積極的に求めるのが常だ。 そして、今居る図書委員達の様に、反骨精神の塊のような集団が、反乱の意思を持って制作しているのもわかる。 だが―――話を聞いている限りでは、いわばこの世界は、一つの世界征服が実現してしまった世界、とさえい言える。反抗する人間もいない訳では ないだろうが、見ている限りでは、その鬱憤や不安が仲間内の軋轢に転じるような始末 謀反者への抑止力ならば、もっと効率のいいやり方があるだろう。 考えていると、横でゆかりが少し驚いた顔をしている 「そんな、本館の一部を改築して、何かの開発にいそしんでる、ってのは聞いてたけど『ゆっくらいだーの大量生産』って初耳よ」 「じゃあ、あの稲荷って娘を何度も助けた ゆっくらいだー って?」 ゆっくらいだー は、 本当にヒーローだった いじめられっ子がいて、影でこそこそと暴力を受けていれば、いじめっ子を蹴散らしたし、とにかく学園の空気を悪くする奴がいれば、それを察知して 悪行を止めさせた。 ただ、シンプルにそれをやっていた それが、いつからかそうではなくなった。 時折、本当に何の罪も無い生徒を襲って金品を巻き上げたかと思えば、また勧善懲悪の行動に戻ったり、その傍らで、無意味に素行があまり よくない位の生徒を意味無く病院送りにしたり、また本人が悪行を繰り返したり。 最近、ゆっくらいだーに攻撃されたのは、下等部の反抗的な生徒達ばかり 素行は確かによくは無かったが、ある意味最も弱者といえる連中だった。 勿論、その正体は解らない 嫌な噂だけが広がり――――― ゆっくらいだー は、誰にとってもヒーローではなくなった 「あの娘だけは、未だに信じたがってたんだけど」 ―――『ゆっくらいだーは、もういない』――― あのセリフは―――ランクが下の者を集団でいじめる様な生徒でも、本当に正義のヒーローという認識があって話した事なのだろう 「何か、あんたが調べたのと全然違うわね。そっちは養殖、こっちは天然」 「鰻みたいに言わないで」 「何か良からぬ物を作ってるって噂だけは、前からあったわ」 「それで変身できるんなら、れいむもやってみたいよ!!!」 「だめだれいむよ。そういうの、すっごく疲れるよ!!! 終わった後、汗だくになったり、変身が解いたら全裸になったりするんだよ!!!」 「いや、最初から服も胴もお前等無いでしょうに」 そこで、今まで話して気がついたことがある。 ―――れいむとまりさは、何度も会っているので 慣れ も生じるだろう しかし――――紅魔編から加わった彼女は、この二人を知らないはずだ 「ちょっとだけ、普通の人よりゆっくりが好きなのよね?」 「今更何?」 「いや、あれだけ鼻血たらしてうどんげに抱きついたり、るーみあを追っかけたりしてたからさ」 「――――?」 「この二人はどうなのかと思って」 ,.'´ 二`ヽ、_____ ,. --- 、 。 ┼ | |'´ ̄ `ヽ;‐r''"<´__ `ヽヽ _, + /ゝ、.,____,.ィ-'>、ヽ、 `ヽ! | . /ヽ._,,,...,,,__ !_「 ̄`>---<`ヽ、.,_二ンヽ. ,. -‐/ @ ' , . . . . . .`"'' ...、 * r'" _>'"  ̄ヽ_7- 、 \ .' . . . ,'-‐r-‐‐'、_ノ_. . . . . . . . `ヽ. * 〈 !/ / ハ ヽ_/ヽ_.ノ '、 ,ゝr,ァ'-‐'"´ ̄`ー-く二ヽ-、 . . . .) / i /| /i / i i ヽ__,.へ,__ i´ .ァ'´, ! ! ; i `ヽ、 ーヽ、 ┼ i i / レ´ ̄!、 | / !.___i iヽ、_ri、 `ソ / ハ ,ハ /!. /;、 '; i`iー-r' レ、,へi' ´ ̄ヽ レ' , ! /`i ! i '; !,.'-'、∨ '´ ̄` ヽ ,ハ! '、 イ .7" ´ ̄`ヽ! ,ゝ.| | '、. i ,ハ"" , "" ,レi ! '; ヽ. + ! /、 ' "/ゝ、! | | ' )レ'ヽ _ _,. / i '; i _,ノ〉 i 。 / !/'ヽ. ー ‐ /// / ハ く).ハ、 , ' ;' .,ハ レ'i_ノ. _ __人 __ _ 〈 | / `ヽ、.____ / / ./ / i ( ;' ヽ、 く ! ./_/V!_r'-' `Y´ /ヽ! ハ __/ i/__,.イ / i ', `!/ ` ー-─ ´レ'',. -‐- 、. ! 「――――えっえっ!!?」 「・・・・・・・・・あれ?」 「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」 「いや、ほらその………… こう、生首状態か、ちんまい胴体がデフォだったから、こう……お二人のような成熟した体には……」 「あらあら」 「上手ねえ でも、17歳よ? まだまだ成熟なんて………例えるならまだまだ青い果実って所かしら」 何かセンサーのようなものも反応しなかったのか……… 何やら自己嫌悪に陥ったらしく、ガタガタと痙攣しつつ頭を抱える伝子。 「おお、ぎまんぎまん」 「おお、どんまいどんまい」 思い切り腹の立つ顔で、れいむとまりさが慰めてくる。普段ならこの上なく嬉しい状況だろうが―――― と、なると――――入り口で待ち構えているゆっくりは---- 「じゃあ、ゆっくり5天王については?」 「何その語呂の悪い名前………?」 「総合的に、ゆっくらいだーの情報を知った今では私の方が詳しいのね………」 入り口を指差す 武装して、大儀そうに、こちらに気付いているらしいゆっくりは………… 「……………こまちちゃん………!」 下駄箱の影から、伝子は不用意に身を乗り出そうとしているので、流石に止めた。 が----何かの力が、それと同時におそらくそのゆっくりが、何かをした事に気がついてた。 「―――うわあああああああああああああああああ!!!」 「まりさー!!!」 「これって」 -ー--- 「お迎え 体験版」!!!---- ゆかりと紅里は何とか下駄箱にしがみついていたが、れいむを筆頭に、まりさとゆゆこ、伝子が強制的な見えない力で吸い寄せられていく。 いや、吸い寄せるとか、何かの力とかではなく----入り口のゆっくりとの距離が、瞬時に縮小されたかのよう が、誰よりも早くに、入り口へ引き寄せられたのは、伝子その人 ―――この場合、自身が望んだためか 「・・ん。キスしても、いい…・・・?」 「え? う、うわあああ…………!!!」 「こまちちゃ~ん ほらほらキスしても~~♪ よい・よい・ぞ~~~♪」 ミュミュミュミュミュー・・・・・・ 実際にこんな音が聞こえた訳ではないが、そんな擬音を醸す様に、恍惚とした表情で、ゆっくりこまちに自分から抱きつくと、唇を伸ばす 「すごい。人間の口って、あそこまで伸びるんだ………」 「―――あんなになってしまうまで、どうしてあなたも放置していたの!!!」 「――-確かに重症だけど、ずっと一緒に居たわけじゃ無し」 ややあって、警備員でもあろう沢山のきめぇ丸が現れ、押し合いへし合いをして伝子をこまちから引き剥がそうとした挙句、まりさとゆゆこも ずるずると引きずって中へ入っていった。 逃げるこまちを、伝子はひた走って追いかけていく 「あ………、まりさ……どうしようか………?」 「ゆゆこがいるんだし酷い目にはあわないでしょう。」 「ああ、『ここ』の生まれで、優等部だから?」 「――――というのもあると思うけど、あまり、酷い処罰を受けた事が無いのよね、私たち。留年はするし、中等部には落とされるけど、すぐ 昇格チャンスはもらえるし」 意図したわけではないが、ガラ空きになった入り口に3人で向かいつつ、気になって聞いた 「そういえば、今までも何回か学園長室を目指した奴を先導したりしたんでしょ?よくここで生きていられるわね」 「一応処分は受けるんだけど、上手く言いくるめてこれたのね。きっと」 「はて。 嫌味な言い方だけど、家柄って奴?」 「どうかしら」 疑問は最初からあった。 よく解らない、単純すぎる社会構造や、隠れていない、どうやら隠そうともしていない、裏社会の組織。 人倫をあえて荒れさせる事に精力をかけているような様な連中だが………その反乱分子の先導役を、あえて罰していないとは? そして、役に立たない正義の味方 「まあ、その内解るかn―――」 と、言って外に出た瞬間だった。 おそらく、相手は只者。 背後から、それも高い位置から不意打ち狙い それなのに、気配がダダ漏れ が――――狙いは 「避けなさい!れいむ!!!」 この中で、唯一胴のない――――傍目には、もっともか弱く見えるであろう、れいむを狙い撃ちである 電灯の逆行でよく見えなかったが、明らかに敵意を剥き出しにした者が、飛び掛ってくる 輪郭から、どうにも普通の人間とは思えていなかったが―――― 紅里は変身するよりも早くに、れいむを助けようとしたが、遅かった。 相手は只者ではあるが、基本性能は飛びぬけているらしい。 火花を散らして、螺旋状のエネルギーが、気付きすらしない、れいむの後頭部にクリーンヒット! __ _____ ______ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,'==─- -─==', i/ ヽ ..i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i || (ヒ_] ヒ_ン ) .| ≡ .レリイi | .|、i .||| "" ,___, "" | ≡ ..!Y! 「 !ノ i |ヽ ヽ _ン / ≡ L|',. L」 ノ| .| ヽ、 ,/ | || イ| ||イ| / ` ー--─ ´ レ レ レ´ 「ゆ、ゆっくりしていなければ死ぬ所だったよ!!!」 何か異様に気になって、れいむ本体よりも、髪の毛の方を回収する紅里であった。 「大丈夫なの?」 「おb………ゆかりさん、胴にばっかり頼ってるから、なまってきたんじゃないの?」 吹っ飛ばされたまま、ころころと禿饅頭のまま大袈裟に弧を描いて、どこか遠くへ転がりまわるれいむ。 かえってその方がよい 「普通じゃかっこ悪くてできないわよねえ。一番年下で、弱そうな奴から闇討してくなんて」 相手を見る 「――――ゆっくらいだー……」 「こいつが、この世界の?」 確かに、人間ではなかった。 そのフォルムは、胴付きゆっくりのそれだ。 ただ――――顔自体はゆっくりでも何でもなかった。 最初は仮面か何かかと思ったが、よく見ると、頭に被る帽子を、90度傾けて、顔面全体を隠している様。 額部分に当たるリボンが何故か 直立しているため、正面からは、” Φ ” の字に見える。 体も、ゆかりやゆゆこの様に不自然に大きなものではないが、生身でもない。 武装している。 ちょうどガンダムのプラモデルの首をゆっくりと挿げ替えた上で、頭部にあうように大きさを調整すればかくや、といったところか 最初は本当にロボットか何かかと考えたが、動きは存外滑らかであり、無骨なプロテクターを着込んでいる形なのだろう 「正義の味方が闇討?」 「…………やっぱり、もう昔のヒーローじゃないのね」 すぐ様変身の準備をする紅里の横で、苦虫を噛み潰した様なゆかり に向かい、躊躇わず攻撃を始める 最初はよく解らなかったが、周囲をアルミニウムの様な物体が漂っていて、それが腕にまとわりつき、先端を尖らせると、そこから、緩やかではあるが、 目に見えるほど強力な電流がほとばしった すぐに人間からディケイネへと姿は変わるが、間に合わない事を見越し、続けざまメダルを2枚連続してセット 『ユックライドゥ ゆかり!』 『スペルライドゥ!ゆかり!』 ―――境符「四重結界」! 「ほんとは、こういう使い方じゃないんだけど。ゆかりん、ちょっと借りるわね」 ゆかりと、ゆっくらいだー の間に小規模な結界が張られ、電流を遮断し、更に突き進んで ゆっくらいだー へ衝撃を与えた 仰け反るゆっくらいだー 大してダメージは無い様で、すぐに立ち上がったが、 耳障りな機械音が鳴り響いている。 「本当に弱い方―――っていうか、非戦闘員から攻撃? かっこ悪過ぎでしょ」 『―――――そいつは反逆者。 もう待てないから、排除する事にした』 どこから声を出しているのか―――スピーカーを通したような声 どうやら、人間の声だったが………… 「あら?私?」 「悪い。ちょっと姿借りてたわ」 「何か素敵v かっこいいわね あなた」 変身を解き、基本のディケイネに戻ると、流石に標的を変えた ゆっくらいだー に追撃を入れる ―――『野符 将門クライシス』――― 本気ではない、いくつかある技の中でも、簡単な方に属し、場つなぎで放ったのだが―――― 避けるでもなく、ゆっくらいだー は 思い切り全弾を受け、後退した 「あれ?」 「こんなに、この人弱かったかしら……?」 「まったく……… 闇討ばかりに頼った結果がこれよ!!!」 やや歯ごたえが無い。 ただし、起き上がりは早かった。それ程本気ではないとは言え、あまりダメージを受けていない。 「『中の人』は相当素人?」 「だから、一般生徒を、不意打ちでボコってばかりいるんでしょ」 「語るに落ちるわ。 ――――でも、基本性能だけは凄いみたい」 そう――――「四重結界」「将門クライシス」を立て続けに受けて立っていられるだけ、おそらくディケイネよりも耐久力は上 ただし、それに頼りすぎているらしい所が弱点か 「ゆっくらいだー、 どっちかっていうと、滅茶苦茶正義っぽくないのはあんたなんだけど?」 『黙れ。 秩序こそが正義よ。 邪魔なんだよ。 そういうお前等が』 再び先ほどの電撃の奔流。 が、勢い・出力量ともに、最初の比ではない 「――――せめて、技名くらい言ええええ」 ゆかりに、すぐさま伏せる様に指示したが――――ゆっくりの体躯を想定したため、誤算が生じる ――――あの17歳女子の体を模倣した支給胴は、大き過ぎた 電流は、闇夜を馬鹿の様に照らしながら、容赦なく一人のゆっくりを飲み込もうとする 「痛たたたたたたた!!!」 ディケイネの全身ではゆかりは大きすぎ、ジャンプして頭部だけでも守ろうとした所、全身で電撃を浴びるはめに。 さらに――――鋭い何かが体に食いこもうと、物理的な力まで加わる! 流石に、体を逸らして軌道を変えたが、その回転する力は、地面を軽く抉り取っていた。 気絶するような痛みに耐えつつ、受け流す事もできなかったが、後方のゆかりを見ると、首がなくなっている 「やっぱり、胴なんて飾りね」 「――――そのまま、できるだけ遠くへ離れててね」 電撃や、おそらく ゆっくらいだー の周囲を漂うアルミ箔らしいものを利用した一撃よりも、それ自体が持つ熱の方が ダメージが大きかった様だ ゆっくらいだー から発せられる電子音は、大分リズムも早まり、音も耳障りに鳴っている。関節部分からは僅かだが 湯気も上がり、活動時間に限界がある事が見て取れた 「中の人」本人が、それに一番気がついているであろう ――――今の攻撃を、もっと本気で畳み掛けられると――――― ディケイネにも限界はある が、それをあまり気にしている場合ではない ゆかりが十分距離をとっている事を確認して、 ―――終符『幻想天皇』――― 全4方向からの弾幕である 正面からの一斉射撃は、緩やかにだが、ゆっくらいだーの足元をさらうた だが 『愚か者め』 加速する機械音 ゆっくらいだー は、ディケイネが放つと同時に――反応はできているが、その場から動きもせずに、―――どこかで見覚えのある ポーズをとった―――どうやら、それが今まで皆が言っていた『決めポーズ』であるとうっすら予想できた 弾幕が届く直前 一瞬の爆音!! とんでもない熱量らしい、光の柱が何本も ゆっくらいだー の周りに出現――というよりは、『下ろされ』、全ての攻撃が遮断される! 「ええ~?」 どっとした疲れとともに、焦りを感じて、即座に通常の弾幕を放つが、 相手はその場から一歩も動かずに、同じポーズで攻撃を 遮断してしまう。場所も即座に変えてやってみたが、無駄だった。 どうやら、相手は、攻撃自体は避ける事ができないと学習したのだろう 「何それ……」 『カスが。このバリアーに、防げない攻撃なんかないんだよ!!! 反逆なんて企んだ事を後悔なさい!!!』 「もうとっくに後悔しとるわ! ――――ユックライドゥ!!!」 2回目の多段変身 『――――にとり!!!』 『スペルライドゥ!にとり!』 ――――水符「河童のポロロッカ」 ディケイネは一歩後退。そして、慎重な表情で、範囲だけであれば最大限の―――逆に、範囲だけにこだわったか、やや勢いも 緩やか目の弾幕を放つ。 緩やかな津波 正直バリアを貼らなければ誰でも避ける事のできない範囲だったが、当然、それは相手に当たる直前でことごとく消えた。 周囲を濡らしただけである 「納得いかねえ!」 『あきらめろ』 ディケイネ自身、戦い始めてから2回のユックライドゥと、4回のスペル。更に、ゆかりを助けようと攻撃を全身に浴びている。 限界が近いのは誰が見ても明らか あとずさるディケイネに、はじめて ゆっくらいだー は自分も前進し始めた 「あ………あんた、いつもこんな事してるの?」 『秩序を壊す、反逆者は害虫だ。害虫駆除をして何が悪い』 「ヒーローなんだからさ、そういう悪い事を考えさせる、『謎の組織』とやらを倒す方がらしいんじゃない?」 『さっき言った。 正義は、秩序だ。 それを守るために私はいる』 「―――その『謎の組織』のお抱えって訳じゃないでしょう。だったら、いじめられっ子辺り助けてあげなさいよ」 『若干違う。 いじめられる奴は、そいつに問題がある。仮にそいつがいじめられなくなっても、他の奴がいじめられる』 「いじめられる方が悪いって訳?」 『そう。 ―――――それに気付くまで時間がかかってしまった。いじめる側を特定するのは難しいが、反乱分子もいじめられる奴は、 色々と見つけやすい』 「…………」 『 ””私の前のゆっくらいだー”” が、何を考えていたのかは知らないが、私は、甘くは無い』 「あ、そう」 後ずさりが止まった。 背後から見守るゆかりからも――― 伝わるほど、 ディケイネは、 怒っていた 「ゆっくらいだー っていうから、色々聞きたいこともあったけど、もう良い」 『?』 「グウヤも、ディエイキもあんなに真面目だったのに、この世界の連中は胸糞悪い奴ばっかりね。頭でっかちっていうか」 ばしゃり――― ――水音 怒りに任せて放ったのは、通常の弾幕。 『馬鹿か? 学習能力の無い奴め!!!』 再び、あのポーズ 『このバリアーにh』 「それはもう、聞いた」 バリアーは確かに何でも遮断する。 だが、バリアーを構成するエネルギー上―――――― 「バリア自体が」、 本人を守らなくなってしまったら? 屹立する、光の柱 同時に、断末魔のような絶叫がコダマした。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!! 何故…………?』 轟音は、先ほどの電撃と同じ。 ディケイネが抉った地面 放ったポロロッカの水―――と、その残りの水溜り 電撃。同じ動力を使っているらしい、光の、雷のバリアー 致命傷と解る狂った機械音 干上がりかけた水溜りの上で、全身から煙をあげ、膝を突く、 ゆっくらいだー 「性能に頼りすぎたね」 水溜りには――――一人の人間が、倒れていた 「ちょっと!!! 誰が胸糞悪い頭でっかちよ!!!」 「ゆかりんの事じゃないわね。―――頭より体の方が大きすぎじゃない」 「ありがとう…………!!! こんなに……」 変身を解き、へたりこんだ紅里に、怒りながらも心底心配してゆかりが駆け寄る。 本人しばらく起き上がるのも億劫なほど消耗していたが、軽く笑いつつ、受け入れた。 「あんたらのヒーロー、倒しちゃったわ」 「もういいのよ。けど………」 死にはしないだろうし、別に変な障害も残らないだろうが、無様に伸びている、やや中年に差し掛かった人間女性。 こうなった以上、何と定義すればいいのか解らないが、ゆっくらいだーの「中の人」である 「教員だわ。下等部の」 「へえ」 納得はいった。 反乱分子を潰すだとか、秩序がどうこうとか、自治意識の高い学生も、反対に不良も、そういう言葉遣いはあまりしない。 諸々を考えると、教師が保身のため、いじめられっ子をも含めた、和を乱す生徒に一方的に暴力を振るっていた、という図。それ自体、 理解はできなくても想像はできるのだが、 闇討していた、という事実が、嫌悪感しか抱かせなかった。 それでも 「最初は、真面目にいじめっ子を懲らしめて、正義の味方やってた教師が、俗世に呆れて、権威主義の手先になった――とか、 そんな話?」 「いや、この教師―――というか、皆は、昔からこんなもん。強いものの味方ね」 と、なると、今まであのいじめられっ子を助けたり、解りやすい勧善懲悪を行っていた ゆっくらいだー とは? 「組織」とやらとは関係ないとは言っていたが……… 「上に行けば解るかしら?」 「―――じゃ、先に行くから、一応ゆかりん、その先生は保健室にでも入れておいてね。 ああ―――あと、校舎の地図とか、持ってるのを 貸してね」 ゆかりは、一緒に携帯端末も貸してくれた。 一緒について行きたがるゆかりに、後ろは振り返らずに手だけ振って、紅里は警備のいない正面から堂々と入っていく。 「ちょっと騒ぎすぎたから、すぐに人が集まるからね。つかまったりしなさんな」 玄関から入ってすぐのエレベーターに乗る時、改めて振り返ると、初めて不安を露にしたゆかりの顔を見た。 そして―――先ほどのいじめられっ子の人間・稲荷地香が、真っ青な顔で、泣きはらして走りこんでくるのも 「へっ!!?・・・・・・・・」 何やら鬼気迫るものを感じた―――が、ゆかりもいるし、時間もなさそうな上、エレベーターも閉まりかけていたので、そのまま登ってしまった。 「何なんだあいつ………さて…………」 学園長室よりも先に、気になる場所がある。 まずは5階へ。 意外と低い所にあった 流石に、外での戦闘でやや騒ぎが起こっていた様だったが、これといった警備も無い。随分無用心なと思いつつ、トイレに隠れるなどして、 目的の部屋へと向かう 流石に部外者は入れないようにロックでもかけられているであろうし、さて入るために、周りの職員等から、ころしてでもうばいとる しかない かと思案していると、僅かにだが扉が開いている事に気がついた 「やる気あるのかな?」 中を覗くと、規模こそただ広いが、あまり優秀ではない学生の科学部の部室の様に猥雑な―――一番奥の机の上で、ゆっくりが一人、 酒を飲んでいる 「ああ………来ると思っていたが、2日遅かったね。 とっくに別の実験室に移動したのだよ」 これ見よがしに―――――ホワイトボードには、見覚えのある帽子の、「設計図」らしきものが貼られている 「あんた誰? 私を知ってるの?」 「落ち着きたまえ。私は単なる開発者だ。確かに中立の立場をとってはいるが、開発に立ち会ったのは職務を全うしたまでだよ。君の事は 早くも有名人になっているよ。ディケイネだね?」 「何を作っていたの………?」 「たしか――――アリスが、見かけない、『下か外の世界』の人間に執拗に愛撫され、嫌々ながら思わず研究内容を話してしまった――― と懺悔してたな」 「あー もうー 聞きたくない」 「あれは、君の知り合いではないかい? 詳しい内容は聞いているだろう」 よからぬ物を作っている、という事はゆかりから聞いていた。 加えて、伝子の情報が少し気になって来て見たのだが――――― 2日遅かったとは? 「ただ、その頃には完成していたからね。特に不具合は無いようだから、この研究室もあまり意味は無くなった」 「その………『ゆっくらいだー』の大量生産 って奴?」 「厳密に言えば少し違う」 自分で中立、という割には、作ったものについて語りたくて仕方がないらしく、また、依頼した側であろう学園に対しての配慮も見せず、 ゆっくりは研究内容を非常に専門的な所からくどくど話し始めた。 苦痛になり、途中でさえぎって聞く 「別に量産しようって訳じゃないのは解った。 ――――じゃあその――――開発目的っていうか、誰に変身させるつもりだったの?」 まあ、そんな事はあえて考えないのが、科学者というものだろうか 「あ、3行で頼む」 「 変身する者はゆっくりだ。 変身する理由は、『世界中をゆっくりさせるため』だ 変身できる条件は、『ゆっくりしたい・させたい 健康的で意志の強い、生粋のゆっくり』である事だ」 「じゃあ、さっきの ゆっくらいだー は………」 ここで、紅里は気がついた――――自分でも遅すぎたと思った 今までに会ったゆっくり――― ・リリー こあくま きすめ ぱちゅりー (モブだが)うどんげ みょん さくや ゆかり ゆゆこ (話中だけだが)さとり こまち (モブだが)きめぇ丸 (話中だけだが)ありす そして―――― 「一応、恥ずかしながら開発者の一人だよ。私にできるのは、ここまでだ。これだけ聞けば、この『ゆっくらいだー 』が 真っ当な理由で開発された事はわかるだろう」 「ああ―――それから、ちょっと聞きたいけど、そこらで働いてるきめぇ丸達って、『ここ』の出身?」 「かなり多いな。ここでは中の中か、中の下の出身といったところか」 「―――その、助手のありすも、あんたも?」 「無論」 話から察するに、 『外部』のゆっくり → リリー こあくま きすめ さとり 『ここ』出身 → みょん さくや ゆかり ゆゆこ こまち きめぇ丸 ありす そして、 すいか (不明 ※おそらく『ここ』) → うどんげ れみりあ(モブだけど) こまちを見た時に気がつくべきだった、と悔やんだが、もう、遅い すい化した丸い目で、無言で酒を勧めてくる――――色々知ってそうだが、本当に傍観だけするつもりらしい、すいかの手を払い――― 改めてホワイトボードを見る と、背後から大声が聞こえる 「おねえさん!!! どうして髪をもっていくの!!?」 「ああ、ごめん」 れいむだった。 無事である。 ただし、髪も飾りも無い、それこそ本物のお饅頭に見える。 本体よりも気になって回収してしまった髪は―――――どこだろう? 無意識に捨ててしまったか? 「ひどいよひどいよ!!!」 「いや、本当に悪かった」 「ちょっとかっこ悪いけど、これを被るよ・・・・・・」 と―――― 傍らにあった―――リボンの部分を口でくわえて運んでいたらしい――― 古びた帽子を、自ら頭に載せる 「おや、懐かしい」 先ほどの、電子音が鳴った 帽子と、れいむからである ――― STARTING BY・・・・・・ ――― 「ちょ………れいむ!!?」 「う、うわああああああああああああああああああ!!?」 「『偽者(ふぇいく)』がこんな所に転がり込んだか……」 光に包まれる体 それにそって、大きく弧を描くように走る銀色のライン それが、一つの丸っこい形を作ると、一気にれいむにむかって収束する ――――『 F - E - V - E - R !!! 』―――― 右手を人差し指まで高々とあげる―――その、これこそが、皆の言っていた「ポーズ」なのだろう 先ほど苦労して倒した ゆっくらいだー がそこに立っていた 「あ~!! これかあ!!!」 そう――― 「中ボス」の世界でも、「寄せ集め」の世界でもない。 自分と同じく、「外」や「下」から来た者がまじっていたため、気がつくのに遅れすぎた。 正直、一度 「最後は四季映姫 との一騎打ちか~?」と、色々な意味で非常に不安な事を考えていたが―――その比ではなかった。 「こんなものは偽者さ。なんたって、帽子さえ被ればどんな奴だって変身してしまうんだから。ゆっくりになら、ポーズすら必要ない」 「だから、『ふぇ いく』?」 「本当は、見た目が『Φ(ふぁい)』に似ているのと、やっぱり本物に遠く及ばないから、私が勝手に皮肉で付けた『FAR いく』 というのが 仮タイトルだ。開発中は、全員 『ふぁいく』と読んでいた」 「ちょっと失礼!!!」 邪魔な机をかき分け、この高い窓から―――― 文字通り、 下界を見下ろす。 広大な学園の敷地―――と、その先にある無機質な建物群、そこの切れ間は 雲海で―――― 更に下には、人家も、山々も見えた。 まさに―――嫌味でもなく、ここは、天上 図書委員達の言っている事は、大げさではなかった。 こんな所で特権を持って生まれ育ったなら、人間もゆっくりも有頂天になるし、実際に世の中をそのままエスカレーター方式に牛耳る事も 嘘ではなかろう。 天の上に人とゆっくりが作られ、更にそのなかでも区分けがなされ、下位のものは人扱い・ゆっくり扱いさえされない。 そんな連中が、さらに天の下の事など、気遣うはずもない 「ようやく、『ここ』がどこなのか解ったわ」 「君が何を言っているのか解らないよ。世界を破壊してくれるんだろ?」 「おねえさん?」 思わず歯を噛み締めながら、紅里は踵を返した 「全速力で止めに入るわよ!!!」 「? いきなりどうして?」 ――― 異変解決どころではない まだ、これから起きるのだ ――― 「起きてからじゃ遅いのよ! 未曾有の大災害になる!!!」 後編(第11話)へ続く ++++++++++++++++++++++++ 補足: 拙作「ゆっくり〇天王」と一部連動しています 床次さんが来る前の話 キャラの再現って本当に難しい。 NEXT 第11話 いく闘士達 元ネタのファイズ学園編っぽいですねw -- 名無しさん (2009-07-28 20 21 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/215.html
1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 19 59.01 ID /pGYTvE3] 二岡 オロナミンCは虚塵の選手ってだけで出たw しかもその他大勢だしw 3 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 23 53.35 ID 4fZnhGga] 僕も持ってます もちろん僕も持ってますの内の変態モナ 4 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 27 25.02 ID EZWM/Dmw] ゴー ゴー タイガース ♪ ♪ ♪ 「よっしゃー」 の今岡笑える。六甲のおいしい水の 6 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 30 06.70 ID eepG4t/O] やっと見つけたこのフォーム 7 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 30 23.72 ID eUNhHCPf] 今岡乙 8 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/09/02(日) 22 31 08.42 ID 7GmFmjkD] バッティングもフォームが大事 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 36 50.57 ID TITIlKvJ] 今岡「チャンスをものにする!!」 11 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/09/02(日) 22 45 03.33 ID K4FFzz8W] 阿部 12 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 48 29.27 ID YV/lsv73] デラうめーがやー 14 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 22 59 50.25 ID 4dWgR5yZ] 井川はyouと共演してる 15 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 23 08 53.76 ID eBDhlo3+] 上原って十六茶でてたよね 16 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 23 18 44.24 ID Gf31xlaj] 西村 17 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/09/02(日) 23 29 23.83 ID Mt/lPG/S] 多村
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35297.html
登録日:2016/10/10 (月) 16 26 30 更新日:2024/04/06 Sat 18 33 13 ▽タグ一覧 MK モータルコンバット モータルコンバット登場人物項目 中国 妖術師 少林寺 死の同盟 破戒僧 黒幕 シャン・ツンはモータルコンバットに登場したキャラクターのうちの一人である。 出身地は中国でシリーズきっての悪役とも言われている。 '''Your soul is Mine!''' ◆キャラクター設定 元々は少林寺の僧侶だったが戒律を破り シャオ・カーンに魂を売り妖術を授かった。 その後シャオ・カーンを裏切り、 妖術師クァン・チーと結託し、新たに『死の同盟』を結成。 『デッドリーアライアンス』では、リュウ・カンを殺害、大金星を遂げた。 『9』にて死亡したかに思われたが『X』のアーマックのENDINGに登場、 彼から大量の魂を奪い尽くし蘇った… そして『11』にて第一弾のDLCキャラクターとして参戦が決定した。 映画版「モータルコンバット」で役を演じたケイリー・ヒロユキ・タガワ氏が モデラーとなりファンたちを歓喜させた。ロバート秋山似ているが一切関係がない。 ◆必殺技 邪炎波 炎に包まれた骸骨型の飛び道具を飛ばす。 最大3発まで撃てる事が可能。 邪心胎拳 様々なキャラクターに変身する。 ◆FATALITY 【11で使用】 コンデムンド・トゥ・ザ・ダムンド(←→↓↓□ 相手の手足を吊り上げ下から3体の死人?を召喚、臓物を引きずり出し、止めに全身の骨を引きずり出す。 ショカン・リボーン(←→←◯ 相手に魂弾?を撃ち込み、体内でキンタローに変化させ、バラバラにする。 【過去のナンバリングで使用】 吸胎邪心拳 相手を持ち上げ、魂を吸収してミイラにしてしまう。 入魂邪霊拳 相手の体内に入り込み、爆発させる。 龍人奪完拳 キンタローに変身し、相手の上半身を拳一つでフッ飛ばす。PS版、SS版には実装されていない。 スパイクベッド 床に剣山を出現させ、相手をブスリ。 フレンドシップ 七色の虹を出現させる。 アニマリティ コブラに変身して相手に巻き付いた後、相手の上半身を食べる。 ピエロ変身 『バットマン』のジョーカーを彷彿させるピエロに変身し、拳銃でドッキリをやった後、モノホンで相手を撃ち抜く。 モチーフはこの技を披露した『9』の前作に当たる『VS.DCユニバース』にてジョーカー本人が披露したFATALITY。それ故かこのピエロの声優はジョーカーと同じ人が担当している。(*1) ◆BRUTALITY 成功時のセリフは 「Your soul is Mine」 「You has ended」の2つ。 魂を抜き取る 頭をアッパーで殴り飛ばす アーマックに変身して、サイコキネシスで持ち上げて体を真っ二つにする マグマに沈め相手の頭を蹴り飛ばす レインに変身して頭を蹴り飛ばし、飛んできた頭を掴む リープテイルに変身してスライディングを放ち、両足を飛ばす ◆関連キャラ リュウ・カン 永遠のライバル。 デッドリーアライアンスでは彼の殺害に成功する。 その後、アルマゲドンで仕返しされ、元の老人に戻されてしまう。 シャオ・カーン かつての上司。 シャン・ツンは彼から若い肉体を授かるも、最終的には裏切る。 ゴロー 四本腕の巨人で、かつてはシャン・ツンの右腕だった。 ライデン 雷を操る神。シャン・ツンとは永遠のライバル。 クァン・チー 同盟仲間。 アーマック 『X』にて彼から大量の魂を奪い殺害、蘇る。その結果『11』では彼に変身してサイコキネシスを使う攻撃がある。 追記・修正は、若い肉体を授かってから。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あちらでの発音は「シャン・ツン」というより「シャン・ソン」に聞こえる -- 名無しさん (2020-03-21 21 14 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/1700.html
ツンデレエロビ 作詞/にゅる 僕はどちらかと言えばツンデレが好きさー クーデレも捨てがたいけれど ツンデレのAVを買ってきた ビデオじゃなくてDVDだけどー(はいてくー) だーけどーこの女優なんだかイヤだなー 顔は悪くない ツンデレも悪くない でも、ケツ毛ビッチリてwwwww みんなで見よう ツンデレエロビ 見た後叩き割って 四隅に飾ろうー
https://w.atwiki.jp/public/pages/23.html
キノウツン藩国の持ち込み公共事業一覧 2300438:浅田 担当者 所属国 報告転載日 事業分類 簡単な内容 報酬マイル 維持費の有無 特記事項 浅田 キノウツン藩国 4月21日 i言語関係 派遣ルール作成 報酬マイル 維持費の有無 特記事項 2300442:高原鋼一郎 担当者 所属国 報告転載日 事業分類 簡単な内容 報酬マイル 維持費の有無 特記事項 高原鋼一郎 キノウツン藩国 4月22日 ハローワーク関係 公共事業取りまとめ 10 無 特記事項 2300444:VZA 担当者 所属国 報告転載日 事業分類 簡単な内容 報酬マイル 維持費の有無 特記事項 海法 紀光、VZA、風杜神奈 海法よけ藩国、キノウツン藩国、暁の円卓 4月22日 i言語関係 騎士団および編成ルールの改訂 60 無 特記事項 2300740:沢邑勝海 担当者 所属国 報告転載日 事業分類 簡単な内容 報酬マイル 維持費の有無 特記事項 沢邑勝海 キノウツン藩国 5月1日 非i言語記述系 アイドレスオフ会の開き方 10 無 特記事項 沢邑勝海 キノウツン藩国 4月24日 サイト管理・運営系 ISSwiki管理 20 特殊 2か月分の一時金一括支払 小見出し